痛っ!「寝違え」に……
朝起きて首が回らない
あなたは間違った対処法をしていませんか❓
寝違えは予防ができるんです😀
あなたも朝起きると首や背中が痛くて動かせない、「寝違え」「ぎっくり背中」。1日中痛くて調子が出なくてつらい……とあなたも悩まされたことは多いのではないでしょうか❓
そんな寝違えですが、残念ながら対処法を間違えている人が意外と多いんです。寝違えた時、正しくはどう処置すればいいのか?
また、どうすれば寝違えないのか? 気になるあれを記事でご紹介しますね。
ぜひご参考にどうぞ❗
寝違えとは?
私たちが「寝違え」と呼んでいるものは、首のあたりに起こる炎症が起こった状態のことで放っておいても治る炎症なんです。ただ寝違えは身体の不調を教えてくれるサインなんです😀
寝違えの原因
実は、寝違えの原因は色々あります。いくつかの要素が考えられるので、1つずつご紹介していきますね👍
・姿勢が悪い
あなたが寝違えの原因でパッと思い浮かぶのは「寝ている時の寝相が悪いから」ではないでしょうか。悪い姿勢は筋肉に多大な負担をかけますから、こちらはもちろん重大な原因の1つです。
猫背の姿勢で長時間過ごすことで筋肉が硬くなって神経や血管が圧迫されたりして痛みが発生。普段であれば寝返りをうつなどして自然に回避しているのですが、かなり疲労がたまっていたり、うっかりソファで寝たりするとそれもできなくなり 寝違えてしまいます。
・寝具が合っていない
「姿勢が悪い」に加えて寝具が合っていないというのも寝違える原因になります。
枕の高さも重要。なんかしっくりこない!これは精神的なものではなく、枕の高さが合わないと実際首に負担がかかってしまうからなのです。寝不足が続いているという方は枕の高さは見直す必要があります!
・血行不良もあります。
血液はあなたも知っていると思いますが身体全体に流れており、老廃物などを流してくれる役割があります。だから血行不良が起こると老廃物が溜まってしまい筋肉に疲労が溜まり寝違えに繋がるんです(肩こりや腰痛の原因としてよく知られていますよね)。
血行不良を防ぐにはお風呂に入ったりマッサージをしたりして身体を冷やさないことが第一ですが、現代人は運動不足やジャンクフードなど食生活の乱れがないかなど振り返って考えてみると良いと思います。
・ストレスが溜まってしまっている
普段の生活でストレスを感じていると、寝違えが進行してしまうことがあります。これはなぜかというと人間の背骨のまわりに自律神経の束があって精神的なストレスがかかると気づかないうちに筋肉が硬くなって自律神経を刺激してしまいます。その筋肉(多裂筋)が背骨の動きを止めてしまって寝違えを起こしてしまうのです。
ご自宅でできる自律神経の整え方
鼻で空気を吸ってください (5秒)
息を止めます(3秒)
口で息を吐きます(8秒)
これをすると自律神経が整ってきます。
ポイントは息をしっかり止めるです
・食べすぎや飲みすぎ
食べすぎ、飲みすぎは意外と知られていない寝違えの原因です。内臓の調子も寝違えに繋がるから。弱った胃や肝臓を守ろうとして身体がねじれてきます(内臓体性反射)、その動きで寝違えてしまうのです。実際、「送別会や歓迎会が多くなる3~4月は寝違える人が多発している」というデータもあります。
・突然運動をする
普段運動をしていない人が頑張って突然激しい運動をすると、その夜寝違えることが多いと言います。
寝違えたときにすべきこと
次は寝違えた時の正しい処置方法をお教えします。
・冷やす
「寝違えた!」と思った時、患部に腫れたような感じや熱い痛みがある場合も多いと思います。その時は、とりあえず氷水や湿布で冷やしてください。
氷水を入れた袋やタオルを巻いた保冷剤を痛いところに当てて10分~15分ほど冷やし、1時間ほど置いてまた冷やしと繰り返しを痛みの感覚がなくなるまで繰り返すのがおすすめです。ちなみに、「感覚がないけど大丈夫かな?」と感じるくらいでOK
・とにかく安静に
痛いときは、むやみに首を触ったり動かそうとしたりせず、安静にすることをおおすすめしています。無駄な刺激を与えなければ、自然と治ります。
※大人しくしているのに1週間以上痛みがひかない場合はもしかしたらただの寝違えではないので急いで医療機関へ!
マッサージをしたくなる気持ちもわかりますが特にインターネットには寝違えに効くマッサージやツボが転がっていますが、もし自分に合わなかったら悪化してしまいますので専門家に相談してください。
予防するには?
寝違えてしまった時に「冷やす」「安静にする」の2択なのは少し心もとない……ということで、以下の予防法を実践して寝違えを防止しましょう。
・良い姿勢を保つ(猫背を治す)
常に正しい姿勢を保つことができていれば、計算上寝違えることはないはずですよね。起きている時であれば、まっすぐ立った時に腕が自然ときをつけの状態だと良いと言われてます。
座り姿勢ももちろん大切ですなんです。パソコンをしている姿勢で気を付けて下さい。肩が上がりすぎず、目線を下げなくても良いような椅子の位置を自分で調整しましょう。また、ノートパソコンの下に台を置いて目線を上げるのも一つです。1時間ごとに背伸びをするなど1回程度は立ち上がってリフレッシュすることを頭に留めておいてくださいね。
・枕の調節
「寝具が合っていない」の項で枕の調節をご提案しましたが、具体的にはどうすれば良いのでしょうか。枕も良くわかりませんよね。立っている時と変わらない姿勢を保つため、自分の頭部~首の幅にフィットするものが「丁度良い高さ」の枕です。
・寝る前のストレッチ
寝違えた時のストレッチは厳禁ですが、寝る前にストレッチをするのはおすすめです。ストレッチと言ってもそんなに本格的なものではなく、首を色々な方向へぐっと倒して首~肩周りの筋肉を柔らかくしておくというものがおすすめです。
他にも、軽い体操も内臓を動かし代謝を上げる効果があるため、寝違え予防としては適しているますよ!
・部屋の温度を下げすぎない
夏場はどうしてもクーラーをつけて部屋をキンキンにしてしまうというアナタ。これでは筋肉も固まりますし、血行も悪くなります。設定温度はなるべく高めに保つようにしましょう!28℃ぐらいがおすすめ!
痛みがひかない場合
寝違えは、本来安静にしていれば痛みは引いていくものです。ですが、痛みが月単位で引かない場合が……。
この場合は、ただの寝違えではないかもしれません。例えば関節リウマチや頚椎椎間板ヘルニアなど他の病気が原因になっているということもあり得ます。「何かおかしいぞ」と思ったら、専門機関へ行くことをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
確かに病気や大きな怪我ではないのですが、痛みで日常生活もままならない「寝違え」は甘く見てはいけないんです。「たかが寝違え」と思って適当に処置している方も多かったのではないでしょうか。
熊本市北区武蔵ヶ丘にある
猫背治療専門
あすあか整骨院 院長 のなか でした。