首の痛み

首が痛いときに考えられる3原因とは?

予防法や対処法を詳しく解説

長時間のデスクワークや寝方のクセなどから伴う首の痛み。さまざまな予防法や対処法を知っていないと、どんどん悪化して、次第には慢性的な痛みへと変化してしまいます。

そこで今回は、首の痛みの原因を知った上で、私たちが簡単にできる対処法や予防法などを幅広く解説します。ぜひ本記事をきっかけに、日頃の悩みから解放されましょう。

1. 首が痛い原因ってなに?

そもそも首が痛い原因には、どのような種類があるのでしょうか?ご自分の現在の症状などを見返しながら、読み進めていってください。

1-1. 日常生活からくる筋肉痛

まずは、筋肉痛です。首は、およそ7キロ〜8キロもある頭を毎日支えている大切な部位。それだけでも負荷は多大にかかっているのですが、そこにさらに、慣れない動作や運動が加わることで、首の痛みを招いてしまいます。 スポーツ選手はこの首の筋肉を強化しているため、単純に筋肉痛にならないのです。そのため、私たちの首の痛みは、筋肉不足によって引き起こされるともいえます。実際に首の痛みの原因でもっとも多いのはこの筋肉痛といわれており、簡易化された現代の生活様式も深く関係しています。

1-2. 生活習慣や年齢による関節痛

次に、寝方や姿勢による関節痛です。寝違えたり、普段動かさない方向に関節を向けてしまったりした際に起こるのが関節痛です。 これらはクセになってしまうと慢性化を引き起こすため、気になる方は、日頃の姿勢や寝相を今一度確認することをオススメします。

1-3. 年齢や怪我による神経痛

最後に、生活習慣や年齢による神経痛です。先ほどの運動不足などの話にもつながりますが、筋肉が鍛えないと衰退してしまうのと同じように、年齢とともに、首を支える役割をもつ頚椎(けいつい)もどんどん形を変えていってしまうのです。 この頚椎という部位がすり減ってしまうと、骨が神経を刺激し、痛みを招きます。神経痛を防ぐには、年齢に負けない体づくりが大切です。

2. 予防法や対策法まとめ

首の痛みを改善する予防方法や対処法はさまざまですが、いずれにせよ、先ほどの原因に対する正しい対処法を行うのが大切です。この項目では、症状別に最適な対処法をみていきましょう。

2-1. 神経痛や筋肉痛には日常生活の見直しから

まず、慢性的にずっしり重く痛い方は、簡単な運動やストレッチからはじめてみましょう。また、日頃の運動量を、これを機に、見直してみるのが大切です。 パソコンやスマホの普及により、首が前傾になる姿勢が主になっていませんか?仕方ないと諦めるのではなく、背筋を伸ばし、足を組まずに作業を進めてみてください。すべての筋肉や骨の状態が首の痛みにつながっていますから、足元を正すだけでも十分に効果が見られるはずです。 さらに、仕事中はちょっとした隙間時間に、首をゆっくり回すなどのストレッチをすることを心がけましょう。寝る前も呼吸を意識しながらのストレッチやヨガで、少しずつ凝り固まった筋肉や変形した関節を伸ばしていきます。 寝違えてしまう方は、首に寝違えクセができてしまっているケースがありますので、まくらをはじめとする寝具を変えてみましょう。衝撃を吸収してくれる伸縮性のあるタイプがオススメです。

2-2. 強い痛みを感じる場合は速やかな診察を

痛みが極端に強い場合は、頚椎になんらかの損傷があります。首の痛み以外に痺れなども伴う場合は、以下のような病気にかかっていることも考えられます。

  • 頚椎症(けいついしょう)
  • 頚椎椎間板ヘルニア
  • 脊柱靱帯骨化症

いずれも強い痛みを伴います。放っておくと日常生活が送れなくなったり、力が入らなくなったりしてしまう可能性も考えられるので、速やかに医療機関を受診しましょう。

2-3. 痛みがひどいときは安静に

最後に、痛みが強くなった際の対処法です。まず、激しい運動(ストレッチも)や無理な家事は避けましょう。安静でいることが第一の対処法です。 具体的には、重い物をもたないようにしたり、首をまっすぐにした状態で横になったりするなどです。湿布があればぜひ活用し、少しでも痛みを和らげられるよう工夫します。 できれば首をゆっくり伸ばすストレッチが有効ですが、素人がやると逆効果になる場合もあります。整骨院などで方法を教わり、自宅でも実践しましょう。

3. まとめ

今回は、首の痛みの原因についてご紹介しました。首の痛みは放置せず、そのときそのときでしっかりと向き合っていくことが大切です。
ぜひ諦めず、日常生活から見直してみてください。あなたの首の痛みの原因が少しでも解明されたなら幸いです。

しかし、「薬を飲んでも、自分で生活習慣を変えてみても治らない」という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?そのようなお悩みをもつ方は、ぜひ一度私たち、「あすあか整骨院」にお越しください。
あすあか整骨院では、骨の歪みなどの面から首の痛みに改善をサポートします。 「なにを試してもだめだった」という方でも、ぜひ一度ご相談ください。その悩みは、骨が原因かもしれません。ご予約は、お電話より承っております。

首の痛みを改善するための4つの方法とは?詳しく解説

寝違えてしまったときのような突発的な場合や、慢性的に首の痛みに悩まされてしまう方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。

首の痛みによって可動域が制限されると、生活へ支障をきたしてしまうものです。

そこで今回は、首の痛みを改善するためにオススメの4つの方法についてご紹介します。

1. 生活習慣を見直す

首の痛みの原因のひとつに、「ストレートネック」というものがあることをご存じでしょうか?本来の首の正しい状態は、頚椎が緩やかなS字を描いている状態です。 しかし、スマートフォンの普及によって、首が前傾姿勢になることが常態化してしまい、その結果として、首に負荷がかかり、痛み出すようになってしまうのです。
このような原因によって首に痛みを感じているのであれば、生活習慣を見直すことで痛みを改善することは可能です。

まずは、スマートフォンを普段どのくらい使用しているのかを把握するところからはじめましょう。無意識のうちに24時間でかなりの時間をスマートフォンに費やしているかもしれません。 利用時間がある程度把握できたら、今度は利用時間の短縮を検討します。もちろん完全に利用をやめることはできませんが、なんとなく目的もないままアプリやSNSを巡回しているようでしたら、そうした時間をなくすだけでも、かなり効果が期待できるでしょう。 また、利用中の姿勢に気をつけることも重要です。利用時間が長くなってしまったとしても、前傾姿勢でいる状態が短ければ、痛みを感じにくくなるでしょう。そのため、スマートフォンを普段どおりに使っているときの首の状態を確認するのです。 ほとんどの方が前傾姿勢になってしまっているはずですので、本来の状態でいることを意識することによって、ストレートネックの原因を取り除くというわけです。

2. ストレッチで改善

首の痛みに対して、ストレッチも効果的です。ストレートネックのほかにも首の痛みの原因には肩のコリなども含まれますので、ストレッチをおこなうことで凝り固まった首周辺の筋肉を柔らかくしましょう。根本解決にはなりませんが、ストレッチ直後にはすっきり感と軽さを感じられるはずですので、慢性的な痛みを感じていらっしゃる方であれば、とくにオススメです。
椅子に座った状態でもできるかんたんなストレッチをご紹介しましょう。まずは背筋を伸ばした状態から、右手で左肩を掴み、鎖骨を手のひらで抑えるようにします。このとき、右脇はしっかりと締めた状態にして、鎖骨とその下にある大胸筋をホールドしましょう。
そのまま頭を後ろへ倒していき、顎先をゆっくりと上に向けます。右手でホールドしているおかげで、首周辺にある別の筋肉は動かないようになっているでしょう。頭を倒したままの状態から、今度は頭を右に倒していきます。左耳の下の筋肉が伸びますので、そのまま5回深呼吸です。同じ動作を反対でおこなったら完了です。 このストレッチによって、「胸鎖乳突筋」という首を支える筋肉の緊張が和らぎ、同時に首周辺の筋肉がリラックスできます。場合によっては顎のたるみも解消することがありますので、ぜひ積極的に普段の生活のすきま時間で取り入れてみてはいかがでしょうか。

3. マッサージで改善

人間の頭は、みなさんが想像している以上に重いものです。大まかに、体重に対して約10%が頭の重さといわれています。そんな重い頭を常に支えているのが首ですので、ストレートネックでなかったとしても、疲労やコリは蓄積されていくことになります。

しかし、マッサージをおこなうことによって、そうした痛みなどの症状を緩和させることが可能なのです。 まず、首のハリを和らげることのできる方法ですが、左右どちらでも構いませんので、耳の後ろを触ってみてください。

骨が出っ張っている部分があるかと思いますが、そのすぐ後ろの位置にくぼんでいる部分があるでしょう。 そのくぼみに親指をはめたら、頭を抱えるようにして親指に力を込め、くぼみを適度に押し込むのです。その状態で頭を後ろへ倒していき、倒れきったらもとに戻します。親指の位置を徐々に後頭部側に変えつつ、この動作を繰り返しましょう。 もうひとつは、痛みがあるときに有効なマッサージです。まずは右手を真横に伸ばした状態にしたら、肘から先を90度曲げましょう。ボールを投げようとして、ちょうど頭の横に腕がきたような状態といえばわかりやすいでしょうか。手は、パーでもグーでも問題ありません。 続いて左手の人差し指と中指で、鎖骨の下にある肋骨同士の隙間を押します。その状態で右手を、上下に15回動かしましょう。終わったら左手を骨一本分下にずらし、15回上下させます。左側でも同じ動作を繰り返したら完了です。

4. 整骨院で改善

マッサージやストレッチ、生活習慣の改善は軽度の痛みであれば効果的ですが、痛みが激しい場合などには、効果があまり見られない可能性もあります。そんなときは整骨院へ行き、プロの手によって改善をするようにしましょう。
首の痛みの原因はいくつか考えられますので、素人が推測で決めつけてしまうのは危険です。場合によっては、その決めつけのせいで、かえって症状が悪化してしまうことも考えられるのです。
症状の原因が何かを明確にすることによって、改善方法もより具体的なものになりますので、そうしたことも考えると、接骨院でまずは一度見てもらうというのはとても重要かもしれません。無駄なく痛みの改善へとつなげられますので、早期改善を望む方であれば、とくにオススメします。

5. まとめ

首の痛みは、生活に支障をきたしやすい症状ですので、今回ご紹介した方法を活用することで、改善へとつなげていきましょう。

もしも痛みが酷く、早期改善を強く望まれるようでしたら、「あすあか整骨院」にご相談ください。プロフェッショナルとして、数多くのノウハウによって、根本原因の発見と早期改善へと導きます。予約制となりますので、まずはお電話ください。

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